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目標

血液浄化センターでは良質の透析治療を提供することを目的としています。しかしそれ以上に患者さんに有意義な人生を送っていただけるように、多職種カンファレンスを実施して、個々の患者さんに合わせてサポートすることを目標としています。

概要

岐阜中央病院血液浄化センターは平成15年1月に開設されました。当初は慢性腎不全に対する維持血液透析が主体でセンター名も人工透析センターとして開設しました。しかし、現在では他の血液浄化療法も積極的に行っています。全ての血液浄化療法に対応できます。特に3年前から取り組んでいる末梢動脈疾患に対するLDL吸着療法に関しては、年間20例程度(延べ200回)施行しています。

患者数の増加に伴い平成23年10月従来の透析室の上階に第2治療室を増設致しました。その際、センターの名称も血液浄化センターと改名いたしました。増床数は21ベッドでベッド総数は53ベッドとなり、岐阜市で最も多い施設となりました。また導入機器も最新の機器を導入しました。

ニプロ社製全自動型透析用患者監視装置NCV-2を19台設置し、また多用途個人用透析装置として日機装社製DBG-03を設置しました。NCV-2ならびにDBG-03では、従来は生理食塩液を用いて行っていた透析機材の洗浄・プライミングや返血操作に清浄化された透析液を用いることでこれらの操作の全自動化が達成されると同時に、大幅な省力化が可能となりました。また、NCV-2ならびにDBG-03では大量液置換型血液透析濾過、いわゆるOn-line HDFの実施が可能であり、透析長期合併症の予防のための一助になりうると考えます。このOn-line HDFを実施するにあたっては特に透析液の清浄化が求められるため、増床部分の透析液供給配管にはトータルクリーン化システムを構築しました。具体的には熱水消毒型RO装置の導入がそのひとつです。配管ライン洗浄に90℃以上の熱水を用いて消毒を行うことで、配管内微生物汚染を予防し、より安全で質の高い透析液を供給できる体制になっています。今回、これらの最新機器が設置されたことで、スタッフの省力化と幅広い血液浄化療法の提供が同時に可能となりました。

透析室スタッフの充実も図られ、血液浄化センター常勤医師2名、糖尿病担当医1名とそれぞれ役割分担して診療にあたっています。医師以外のスタッフも後ほど述べますがたくさん確保されています。
中央病院の透析室のコンセプトの1つに落ち着いた療養環境の提供があります。治療スペースは大変広く確保されており、見学に来院された方は一様に驚かれます。
患者さんに安心して治療を受けて頂けるソフトとハードを整えております。今後もより質の高い透析医療を目指し、患者さんと共に歩いてゆきたいと思います。宜しくお願い致します。

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血液浄化療法に対する取り組み

当センターは開設当初32ベッドで始めました。透析患者数の実績を図1に示しますが、2011年9月末で110名となり、ほぼ満床状態となりました。

この事態が予測されましたので1年前から増床を計画し、平成23年10月3日に第2透析室(21ベッド)が開設されました。この増床により最大200名の方の透析が可能となりました。

特色

  1. 慢性腎不全に対し、保存期、導入期、透析期を自院で一貫して治療できる体制を目指しています。各種合併症に対しても、基本的に自院で治療を行っております。今回の増設に伴いon line HDFも可能となり、透析に伴う合併症の予防にも取り組んでいける体制となりました。
  2. あらゆる種類の血液浄化療法に対応しています。特に足に対する取り組みを行っています。現在透析患者さんに対し、定期的に医師による足回診を行い、末梢動脈疾患を早期に発見し、足壊疽に陥る前に治療を開始し救肢する試みを行っています。血液浄化療法としてはLDL吸着療法を積極的に施行しており、昨年度は年間20例の患者さんに行い、一定の成果を上げています。
  3. 誕生月検査の取り組みを行っています。お誕生日月に胃内視鏡、便潜血、心エコー、内頸動脈エコー、副甲状腺エコー、頭部CT、腹部CT、骨塩定量、ABIの検査を行っています。同時に、栄養指導、服薬指導も行っています。この取り組みはもう7年目になります。これらの検査は症状のない人に行っていますが、症状のある人には随時、誕生月以外でも行っています。この取り組みの中で胃癌5例、大腸癌3例、腎臓癌1例を早期に発見できました。

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入院透析の受け入れについて

岐阜中央病院血液浄化センターでは入院透析を広く受け入れています。

透析患者さんは週3回の通院が必要です。しかしながら、高齢者の増加、合併症の存在(視力障害、四肢まひなど)の為、通院が困難となる方もみえます。御家族による介護にも限界があります。

一方で岐阜中央病院では療養病棟を持っています。この療養病棟は、長期に療養を必要とする患者さんの為の病棟です。透析患者さんはまさに長期の療養が必要な患者さんです。

自立されている方、御家族の協力の十分受けられる方は通院透析をお勧めします。やはり、住みなれた環境で、御家族に囲まれて療養する姿が自然です。しかし通院困難となった患者さんにおかれましては、透析は中止できませんし、そのような透析患者さんに対し、岐阜中央病院では療養型病棟へ入院して頂き、透析を維持するという方針で挑んでいます。

入院透析を希望される方は気軽に相談して下さい。 宜しくお願いします。


医師紹介

医師名・役職

主な経歴

専門医・認定医・その他

渡邉  一司
非常勤

愛知医科大学
(1997年卒)
日本透析医学会 専門医
日本腎臓学会 腎臓専門医
日本内科学会 総合内科専門医
米国内科学会 Fellow(FACP)

診療科・医療技術部

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医療法人社団 誠広会
岐阜中央病院
〒501-1198
岐阜県岐阜市川部3丁目25番地
TEL:058-239-8111(代)

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